ガザ戦闘の次の段階、イスラエル国防相が計画発表

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イスラエル南部のガザ地区との境界沿いから撮影。イスラエル軍による爆撃の中黒煙が上がる=4日/Jack Guez/AFP/Getty Images

イスラエル南部のガザ地区との境界沿いから撮影。イスラエル軍による爆撃の中黒煙が上がる=4日/Jack Guez/AFP/Getty Images

(CNN) イスラエルのガラント国防相は4日、パレスチナ自治区ガザ地区の戦闘に関する次の段階の計画を発表した。

国防相によると、第3段階となる次の段階は、ガザ北部では「急襲、テロ組織のトンネル破壊、上空および地上での活動、特殊作戦」を含む「新たな戦闘アプローチ」を採用する。

ガザ南部ではハマス指導部の追及を「必要な限り」継続し、今も拘束されている人質の奪還にも力を入れるとした。

さらに、戦後を想定した第4段階の計画も発表された。

「デイ・アフター」と名付けた第4段階は、イスラム組織ハマスに支配されないガザ地区を想定し、イスラエル市民の安全が脅かされることはなくなるとしている。

戦争の目標が達成されれば、ガザ地区にイスラエルの民間人はいなくなると計画では説明。ただしイスラエルは「ガザ地区における作戦行動の自由」を維持し、「ガザ地区に入る物品の点検」を継続すると強調している。

ガザ地区の復興については、米国主導で欧州や地域のパートナーが協力する多国籍体制で担う計画を打ち出した。この段階でもイスラエルはエジプトとの対話を継続する。

ガラント国防相は、ガザ地区の将来的な統治に関する詳細はほとんど明らかにせず、ガザ地区を統治する主体は現在ガザにいる「非敵対的」要素の能力を基盤とすると述べるにとどめた。

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