ガザ南部で激しい戦闘続く ハンユニスで22人死亡

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イスラエル軍の爆撃によりガザ南部ハンユニスで立ち上る煙/Ahmed Zakot/Reuters

イスラエル軍の爆撃によりガザ南部ハンユニスで立ち上る煙/Ahmed Zakot/Reuters

(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区では4日も激しい戦闘が続いた。ガザでイスラム組織ハマスが運営する保健省は、イスラエル軍の空爆により南部ハンユニスで22人が死亡したと発表した。

この前に、同保健省は南西マワシで14人が死亡したと明らかにしていた。

CNNは死者数を検証することはできない。ガザ南部での作戦についてイスラエル軍にコメントを求めている。

同軍、ハマスの軍事部門共に、現在戦闘は主にハンユニスで行われているとしている。ここ数日のハンユニスからの映像には複数の爆発が映っている。

イスラエル軍によると、現在、ハンユニスと中部デイルアルバラに注力しているという。ハンユニスではハマスの武器庫を攻撃し、また「イスラエル軍の近くに爆発装置を仕掛けようとした工作員3人」を航空機から攻撃し、殺害したとX(旧ツイッター)で説明した。近くの建物に隠れていた別の工作員2人もイスラエル兵によって殺害されたという。

加えて、ハマスのデイルアルバラ大隊の対装甲ミサイル班のメンバーがいた建物を空爆したことも明らかにした。ガザ中部ではブレイジ難民キャンプでの作戦中に、長距離ロケットランチャーを発見したという。工作員らが逃げ込み、多くの武器が隠されていた建物2棟も破壊したとしている。

その後の発表でイスラエル軍は、ハマスのハンユニス旅団に属する北部と東部の大隊の戦闘員多数を殺害したと明らかにした。

パレスチナ赤新月社(PRCS)は、「アマル病院とハンユニスにある赤新月社の本部付近で激しく継続的な砲撃があった」と指摘。これにより、救急隊員の移動が困難になっており、標的となった地域の負傷者の搬送が制限されているという。

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