ナワリヌイ氏の母親に同行の弁護士、一時拘束
(CNN) ロシアで獄中死した反政権派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の担当弁護士の1人が、首都モスクワで一時拘束された後、27日に解放されたことが分かった。
ロシアの独立系メディア「ビョルストカ」が本人の話として伝えた。
弁護士のワシリー・ドゥブコフ氏は、ナワリヌイ氏の母親が遺体の安置されていた極北ヤマロ・ネネツ自治管区のサレハルドへ出向いた際に同行していた。
ビョルストカによると、同氏は拘束された理由や状況についてコメントせず、ただ弁護士活動への妨害を受けたとの見方を示した。
CNNは報道の内容を独自に検証できていない。
ナワリヌイ氏の支援チームによると、同氏の担当弁護士のうち3人は昨年10月、過激集団に所属しているとの疑いで逮捕された。また今月15日には、モスクワの裁判所が別の担当弁護士2人に対し、同様の容疑で本人不在のまま逮捕状を出していた。