シリア暫定首相、反体制派のバシル氏を任命

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ジャラリ前首相(左端)とHTSのジャウラニ代表(右から2番目)らと会談するムハンマド・バシル氏(右端)=9日、ダマスカス
/Military Operation Command

ジャラリ前首相(左端)とHTSのジャウラニ代表(右から2番目)らと会談するムハンマド・バシル氏(右端)=9日、ダマスカス /Military Operation Command

(CNN) アサド政権が倒れた中東シリアで10日、反体制派を主導する過激派組織「シャーム解放委員会(HTS)」系の指導者であるムハンマド・バシル氏が暫定首相に任命された。バシル氏が同日、テレビ演説を通じて発表した。今後3カ月間にわたり、新政府への移行を監督する。

バシル氏によれば、HTSと関係のある「救済政府」の閣僚とアサド政権時代の公務員は引き続き2025年3月1日までその役職にとどまる。

バシル氏は、救済政府の作業チームと、アサド政権の関係者による閣僚会議が開催されたと明らかにした。会議では、組織の移管や現在進行中の事案に対する管理が集中的に話し合われたという。

バシル氏は最近まで、イドリブ県周辺で活動する救済政府の首相を務めていた。救済政府のウェブサイトによれば、バシル氏は訓練を積んだ技師であり、英語とシャリア(イスラム法)に関連した資格を持つ。

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