米FRB、政策金利据え置き インフレ依然高水準

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記者会見に臨む米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長=1日、米首都ワシントン/Al Drago/Bloomberg/Getty Images

記者会見に臨む米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長=1日、米首都ワシントン/Al Drago/Bloomberg/Getty Images

(CNN) 米連邦準備制度理事会(FRB)は1日、米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、インフレ率が依然として高いとして、政策金利の据え置きを決めた。

FRBはインフレ抑制のために2022年3月から積極的に利上げし、政策金利は依然として23年ぶりの高水準にある。据え置きは6会合連続。

FRBは利下げに転じるにはインフレが抑制されていると十分確信を持てることが必要だと述べてきたが、このところの各種データではインフレが依然根強いことが示されている。

会合に先駆けて、一部では追加の利上げの観測が流れていたが、会合後に記者会見したパウエル議長は「(利上げの)可能性は低い」と述べた。

パウエル氏はまた、インフレ率がFRBの目標である2%に向かっているという確信は前回の会合時よりも後退しているとの認識を示した。

FRBは同日、米国債の保有額の縮小ペースを6月から減速させることも決めた。

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