今年はすい星の当たり年? 2つも肉眼で見える可能性

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アイソン彗星もどこまで明るくなるか未知数。写真はニート彗星=2004年5月、NATIONAL SCIENCE FOUNDATION提供

アイソン彗星もどこまで明るくなるか未知数。写真はニート彗星=2004年5月、NATIONAL SCIENCE FOUNDATION提供

一方、さらに期待が高まっているのが「アイソン彗星」だ。こちらはロシアの天文学者が2012年9月に発見し、期待を込めて「世紀の彗星」とも呼ばれる。

アイソン彗星は11月28日に太陽の大気圏に突入する見通し。もし消滅しなければ、月ほどの明るさになって日中でも観測できるほどになり、その後長い尾が夜空を横切る姿も見えるかもしれないとの期待が高まる。

ただし専門家によれば、「彗星の予測はほとんど不可能」(NASAのドン・ヨーマンズ氏)という。別の専門家も、期待は持てるとしながらも、アイソン彗星がどうなるかは夏以降になってみなければ分からないと釘を刺す。

パンスターズ、アイソンの両彗星とも、地球に被害をもたらす恐れはない。もし肉眼で見える彗星が1年の間に2つも姿を現したとすれば、極めてまれなケースになりそうだ。

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