大みそかの暴行、容疑者18人は亡命希望者 独ケルン
スウェーデン南東のカルマルの警察は8日、難民とされアラビア語とクルド語しか話さない男2人を逮捕。警察の報道官によると、性的嫌がらせの被害11件が12月31日、報告された。このうちの2件について、男らが関与した疑いが持たれているという。
このほかにもオーストリアのザルツブルク、スイスのチューリッヒ、フィンランドのヘルシンキでも、難民らによるとみられる性的暴行などの被害が報告されている。
ドイツでは当局やメディアに対し、大みそかの襲撃についてもっと早く公にするべきだったとの批判が上がっており、反移民感情も高まるなど、シリアやイラクから来た難民を受け入れる姿勢を示しているメルケル独首相は課題を突きつけられた形だ。
ドイツのハイコ・マース法相は7日、難民申請希望者がこうした犯罪を犯していれば、国外追放となる可能性があるとの見方を示していた。