湖に魚の死骸35トン、住民から水質汚染を懸念する声 中国

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(CNN) 中国海南省の省都、海口市内にある紅城湖で最近、死んだ魚が大量に浮いているのが見つかり、住民からは水質汚染を懸念する声が上がっている。

国営メディアが伝えたところによると、魚の死骸は4日に漂着した。その量は少なくとも35トンに上るという。

近隣の住民は水質汚染を懸念しているが、地元当局は魚が湖の奥へ流され、塩分濃度の変化によって死んだとの見方を示す。環境当局者らが現在詳しく調べている。

中国共産党機関紙、人民日報によると、魚の種類は明らかでない。手のひらの半分ほどの大きさで、住民らがこの湖で見かけたことのない魚だという。

魚が市場に出回ることのないよう、湖では衛生職員ら数十人が何時間もかけて死骸を処分した。

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