米英大使館へのテロ攻撃を未然に阻止 ナイジェリア

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「ボコ・ハラム」の指導者、アブバカル・シェカウ容疑者(中央)

「ボコ・ハラム」の指導者、アブバカル・シェカウ容疑者(中央)

(CNN) アフリカ西部ナイジェリアの情報機関当局は15日までに、イスラム過激派「ボコ・ハラム」が同国の首都アブジャにある米国、英国両国大使館を標的にしていたテロ攻撃計画を未然に阻止したことを明らかにした。

これに伴い同組織の構成員6人を先月25日から26日にかけ、アブジャや中部ベヌエ州で逮捕。同月22日には別の1人を北東部ヨベ州で逮捕し、犯行計画への加担を認める自供を引き出していた。

ナイジェリアの情報機関(DSS)当局者は声明で、米英大使館の他、アブジャの西側諸国の他の権益も攻撃目標の中に含まれていた述べた。

過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に同調するボコ・ハラムはナイジェリアに拠点を築き、テロ攻撃などを再三引き起こしている。2011年にはアブジャの国連機関本部を自動車爆弾で襲い、少なくとも21人を殺害していた。

今回の摘発を受け、英国外務省と在ナイジェリアの米国大使館はナイジェリアの治安当局への謝意を表明した。

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