ホンダ、米当局への事故報告怠る 03年以降で1729件
ニューヨーク(CNNMoney) 日本の自動車大手ホンダは24日、2003~2014年に起きた重大事故や死亡事故1729件について、米安全当局への報告漏れがあったことを明らかにした。
報告漏れは、データ入力ミスやコンピュータープログラミングのミスが原因だったとしている。これに先立ち米高速道路交通安全局(NHTSA)は同社に対し、報告手順について社内調査を行うよう求めていた。
NHTSAは自動車メーカーに対し、死傷事故に関する苦情を四半期ごとに報告することを義務付けている。この情報は安全上の欠陥を見つけ出す目的で使われる。
自動車メーカー各社はタカタ製エアバッグの欠陥に関連してフォード、ゼネラル・モーターズ(GM)、トヨタなど10社がリコール(回収・無償修理)を発表していた。ホンダも世界で600万台以上をリコールしている。
ホンダの報告漏れがあった1729件のうち、8件はタカタのエアバッグが関連していた。