印ハイテク業界、トランプ政権の移民規制に戦々恐々
インドのITアウトソーシング産業は世界80カ国以上に640もの開発拠点を置いている。業界団体によれば、外国の取引先のために働いている労働者の数は300万人近い。
一方、米政府の統計によれば、H1Bビザの申請者のうち70%はインド人だ。そしてインド企業の側に言わせれば、もし規制が実施されれば、米国人の技術者だけでは人手が足りないという事態が起こる。
業界団体のトップがCNNMoneyに語ったところによれば、そのときには「2つのことしか起こりえない」という。「仕事が終わらないか、雇用が米国を出て行くかだ。どちらも望ましい結果とは言えないと思う」