H&M、黒人少年の広告で謝罪 人種差別の非難浴びる
ロンドン(CNNMoney) スウェーデンのカジュアル衣料大手H&Mは8日、「ジャングルで一番かっこいい猿」と書かれたパーカーのモデルに黒人の少年を起用したことについて、人種差別との批判を浴びたのを受けて謝罪した。
H&Mの報道担当者は、同社が出す全ての広告から問題の画像を削除したと述べ、「不快な思いをした方々におわびします」と述べた。
パーカーを着た少年の画像はH&Mの英国向けオンラインストアのサイトに掲載され、ソーシャルメディア上で数百人から一斉に非難を浴びた。
同じシリーズのパーカーで、「生き残りの達人」という文字や動物のイラストがプリントされた他の商品の広告には白人の子どもが登場しているとの指摘もあった。広告の「修正版」としてツイッターに投稿されたイラストでは、黒人の少年が着たパーカーの文字が「人種差別者H&Mのカタログで一番かっこいい子」に差し替えられている。
In the year 2018 there’s no way brands/art directors can be this negligent and lack awareness. If look at other sweaters in same category they have white kids. We have to do better. pic.twitter.com/Av4bS4t6yn
— alex medina (@mrmedina) 2018年1月8日