米マクドナルド、保存料なしの生鮮牛肉を一部メニューで使用へ

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ハワイ州とアラスカ州を除く全米のチェーン店で「クオーターパウンダー」に冷凍ではなく生鮮の牛肉が使用されるという

ハワイ州とアラスカ州を除く全米のチェーン店で「クオーターパウンダー」に冷凍ではなく生鮮の牛肉が使用されるという

ニューヨーク(CNNMoney) 米マクドナルドは6日、ハワイ州とアラスカ州を除く全米のチェーン店で、バーガーメニューの「クオーターパウンダー」に使う牛肉を、冷凍肉から生鮮牛肉に切り替えると発表した。

切り替えは5月から実施予定で、クオーターパウンダーのビーフパテには保存料を添加しない生鮮牛肉を使用する。一方、ビッグマックや普通のハンバーガー、チーズバーガーでは切り替えは行わない。

マクドナルドは客の食に対する考え方の変化に応じて材料やメニューを入れ替えてきた。今回は、ウェンディーズなどの競合各社がマクドナルドの冷凍肉を狙い撃ちにした宣伝キャンペーンを展開していることにも対応した。

食品の宣伝に詳しいセントジョセフス大学のアーネスト・バスキン准教授は、「全米の消費者が、健康的で質が高いとみなす品目を求めるようになっている」と指摘する。

マクドナルドは2016年にチキンマックナゲットで合成保存料の使用をやめ、昨年はアイスクリームの保存料添加もやめた。

子ども向けのセットメニューについては、健康増進団体からのプレッシャーや、玩具を使った宣伝キャンペーンを巡って訴訟を起こされたことを受け、数年前から内容の見直しを行っている。

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