レストランの約3分の2、1月までに倒産か 米NY州

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ニューヨーク州のレストランの3分の2が来年1月までに廃業する恐れがあるという/Spencer Platt/Getty Images

ニューヨーク州のレストランの3分の2が来年1月までに廃業する恐れがあるという/Spencer Platt/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 米ニューヨーク州のレストラン業界団体は5日までに、新型コロナウイルスの影響で州内にある店の約3分の2が早ければ来年1月にも倒産に追い込まれる可能性があるとする新たな調査結果を発表した。

政府の追加支援などがない場合を前提にしている。同州では今年3月、新型コロナ予防策としてレストランの閉鎖が命じられた。今回の最新調査はニューヨーク州レストラン協会が実施したもので、州内にある1000店以上が対象。

調査結果によると、経営者の約64%が金融支援が得られないと今年末までに閉店が有り得る、あるいはその可能性が多少でもあると判断。閉店が有り得るとした回答者の約55%は11月前にもと予想していた。

来年1月までの営業の続行を見越していたのは約36%だった。

特にニューヨーク市のレストラン業界の現状は深刻だった。同州のクオモ知事の命令で市内のレストランは屋内での営業が禁じられ続けている。ただ、知事は5つの行政区外にあるレストランに対しては収容能力を限定して屋内での接客を許している。

マンハッタンにあるウクライナ料理店の経営者はCNN Businessの取材に、屋内営業の制限で商売にならないと嘆いた。「我々が来年1月を過ぎても生き残れるかどうかは非常に厳しい」とも述べた。

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