死亡と判断された米国女性が赤ちゃんを出産 その後、蘇生
救急医療班が到着し、エリカさんを診断したところ脈拍がなく、心機能の活動停止が見つかった。病院へ即座に搬送し、医学的には死亡と判断される状態だったが緊急の帝王切開に踏み切り、エレイナちゃんが誕生した。この後、医師がエリカさんの治療を再度試みたところ、心機能が復活したという。
エリカさんは命を取り戻した後の5日間、治療がもたらした意識不明状態に陥っていた。エレイナちゃんは2週間、集中治療室に収容されていた。
エリカさんは病院に運ばれる途中のことを振り返り、救急車内にいたことや日光を見たことなどは覚えていると説明。病院到着後に、医者が「赤ちゃんが生まれた。病院内にいるよ」と語りかけたのも記憶にあった。愛児と対面したのは出産の3週間後だった。
夫婦はCNNの番組で、愛児の治療などが全て終わったら両親としてやらなければならないことは命を授かった経緯を全て娘に語り聞かせることだと指摘。エリカさんは「娘は人生で悪いことは決して出来ない」と笑いを交えて語った。