火星への片道旅行、候補者100人に絞り込み

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2018年の火星旅行実現を米民間団体が計画=NASA/JPL提供

2018年の火星旅行実現を米民間団体が計画=NASA/JPL提供

(CNN) 火星への「片道旅行」の参加者を募っていたオランダの非営利団体マーズ・ワンは、寄せられた20万人の応募の中から候補者を100人に絞り込んだと発表した。年内にチームワークなどについて審査を行い、24人を選び出す。

最終選考に残った24人は、それぞれ4人で構成される6グループに分かれて2024年から2年ごとに火星に向けて出発し、定住を目指す。

マーズ・ワンは現存する技術を使って計画を実現したい意向だが、火星探査は常に困難が付きまとう。これまでの無人探査計画でも成功率は半分前後にとどまる。

火星到達までにかかる期間は約7カ月。米マサチューセッツ工科大学の推定によれば、たとえ第1陣のチームが火星着陸に成功したとしても、現在の技術では68日しか生存できないという。

選考に残った100人の中には科学者や学者のほか、ただ究極の冒険をしてみたいという人も含まれる。

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