民家の地下に体長1.5メートルのワニ、25年飼育か 米オハイオ州
(CNN) 米オハイオ州のマジソンタウンシップでこのほど、民家の地下に成長したワニがいるとの通報を受けて警察が駆け付け、捕獲する騒ぎがあった。
見つかったのは体長1.5メートルのアメリカアリゲーター。地元警察署の署長はCNNの取材に答え、「署に17年間勤めているが、このようなものは見たことがない」と述べた。
警察によると民家の所有者はこのワニについて、息子が25年前に購入し、それ以来地下で育てていたと説明した。
オハイオ州ではライオンやハイエナ、トラなどと並んでワニをペットとして飼うことは禁止されている。
今後はサウスカロライナ州にある動物保護区でゆっくり余生を過ごす予定だ/Madison Township Police Department
今回見つかったワニはおとなしく捕まり、州の農務省の職員が民家から連れ出した。体調は良く、同省の報道官によれば「特別なケアは全く必要ない」という。
今後は野生動物担当の当局者の手でサウスカロライナ州にある動物保護区に移され、温暖な気候の中でゆっくりと余生を楽しむ予定だ。