ロンドン・マラソンの警備態勢見直しへ ボストン爆発受け
ロンドン(CNN) 米ボストン・マラソンのゴール付近で起きた爆発を受け、21日に開催されるロンドン・マラソンの警備態勢が見直されることになった。ロンドン警視庁が16日、明らかにした。
警視庁はマラソン主催者と密接な連携を取りながら、見直しを進める方針。両者とも、大会は予定通りに実行されるとの見通しを示している。
大会ウェブサイトには、「ボストンからの報道に衝撃を受けている」「マラソン界の選手や友人たちにとって非常に悲しい日だ」とのメッセージが掲載された。
ロンドン・マラソンは市南東部を出発し、中心街を抜けてバッキンガム宮殿付近でゴールするコース。例年、各地から数万人の選手や観客が集まる。
同市では17日にサッチャー元首相の葬儀も予定されている。葬列が通過する中心部の道路には軍、警察要員が多数配置され、交通機関も一時ストップするなど、大規模な警備態勢が敷かれる。