北京と張家口、2022年冬季五輪に立候補
(CNN) 中国オリンピック委員会は7日までに、北京市と河北省張家口市が2022年冬季五輪の共同開催地として正式に立候補を申請したことを明らかにした。
北京は08年夏季五輪の舞台となったが、冬季五輪は初めて。国営新華社通信によると、氷上競技は北京で、雪上競技は張家口市での開催を提案している。
22年冬季五輪にはこれまでに、ミュンヘン(ドイツ)、オスロ(ノルウェー)、アルマトイ(カザフスタン)、クラクフ(ポーランド)、リビウ(ウクライナ)、エステルスンド(スウェーデン)の各都市が名乗りを上げている。
北京では今月、国際スケート連盟の大会が開かれた。スピードスケート競技場は新たに建設するほか、北京と張家口市を40分で結ぶ全長174キロの高速鉄道を建設する計画もある。
22年冬季五輪の開催地は、国際オリンピック委員会の投票で15年7月に決定する。ただ、18年冬季五輪が韓国・平昌で開催されることが決まっているため、アジアの都市が連続して選ばれる可能性は低いとみる関係者もいる。
アジアで冬季五輪の開催実績を持つのは札幌(1972年)と長野(1998年)のみ。