ソトニコワ「金」キムヨナ「銀」の判定に疑問の声
ネット上でも採点結果に不満を抱いた人々がオンライン署名サイトで疑惑の判定の調査を求める署名活動を開始し、21日朝の時点で160万人以上が署名した。
ただ判定の妥当性については専門家の間でも意見は分かれている。ソトニコワは、フリーの演技で3回転ジャンプを金より1回多い7回決めており、最終判断はスポーツジャーナリストやフィギュアスケートの専門家の間でも分かれた。
米紙USAトゥデーのクリス・チェイス氏は「際どい判定ではあるが、決して(メダル)強盗ではない」とし、「ソトニコワの演技は金メダルに値する内容だった」との見方を示した。
一方、世界フィギュアスケート選手権で4度の優勝を誇るカート・ブラウニング氏はニューヨーク・タイムズ紙で次のように述べている。
「金妍児とソトニコワの演技構成点がこれほど僅差である理由が分からなかった。ショックだった。(ソトニコワは)一夜にしてスケートが上達したとでもいうのか。何が起こったのか分からない。今も答えを模索しているところだ」。