F1日本GPで負傷のビアンキ、フランスに移送
(CNN) 10月5日に三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われたF1日本グランプリの決勝で事故に遭い、頭部に重傷を負ったジュール・ビアンキ選手(仏、マルシャ・フェラーリ所属)の両親は19日、同選手が人工的な昏睡(こんすい)状態を脱してフランスの病院に転院したことを明らかにした。
事故後、ビアンキ選手は四日市市内の病院に運ばれ、治療を受けていた。
両親は声明を出し「ジュールは事故直後から人工的な昏睡状態に置かれていたが、すでにその状態を脱している。ただし、まだ意識は戻っていない」と述べた。
声明によればビアンキ選手は「自発呼吸をしておりバイタルサイン(生存兆候)も安定しているが、現在も『重篤な』容体が続いている」という。