「不審物」でマンUの試合中止に、訓練用の模擬爆弾と判明
(CNN) サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドのホーム・スタジアムで15日、トイレから不審物が発見され、試合が中止になった。不審物はその後、訓練に使われた模擬爆弾だったことが分かった。
マンチェスター警察の幹部は同日の声明で「爆発処理をした後、訓練用の機器と判明した。民間企業が爆弾探知犬を使った訓練を実施した際にたまたま置き忘れたものだ」と説明。「実戦用ではなかったものの、外見は本物そっくりだった。来場者の安全が確認できるまで退避措置を取ったのは、正しい判断だった」と述べた。
スタジアムではこの日、マンチェスター・ユナイテッドが今シーズン最終戦でチャンピオンリーグ(CL)出場をかけ、ボーンマスと対戦する予定だった。
マンチェスター・ユナイテッドのスタッフがキックオフの直前、トイレで不審物が見つかったと警察に通報した。まず一部区画を封鎖して爆弾探知犬が観客席を調べたが、その後警察とマンチェスター・ユナイテッドが試合の中止と全面退避を決めた。