ローリング・ストーンズのロニー・ウッドさん、2度目のがんを克服
ロンドン(CNN) 英ロックバンド「ローリング・ストーンズ」のギタリスト、ロニー・ウッドさん(73)は27日までに、がんから完全回復したことを医師に告げられたと明らかにした。ウッドさんのがんとの闘病は2度目になる。
サン紙とのインタビューで語ったところによると、今回見つかったのは主に肺に影響を及ぼす小細胞がんで、新型コロナ対策のロックダウン(都市封鎖)中に診断されたという。
「これで2つの異なるがんにかかったことになる」「2017年にも肺がんにかかった。最近かかったのは小細胞がんで、直近のロックダウン中に闘病していた」(ウッドさん)
米国がん協会によれば、小細胞がんは悪性度の高いがんで通常は肺の内部で見つかるが、前立腺や膵臓(すいぞう)、膀胱(ぼうこう)、リンパ節に影響を与えることもある。より攻撃性の強い肺がんの一形態であり、すべての肺がんのおよそ13%を占めるという。
「今は全く問題ない状態になった」と、ウッドさんは話した。妻のサリー・ハンフリーズさんや4歳の双子の子どもたちの絵を描くことが回復するうえでの助けになったとしている。
ウッドさんの代理人はCNNに対し、サン紙のインタビューの内容を確認した。