ジョン・トラボルタ、妻の死めぐる息子との会話を明かす
(CNN) 米俳優ジョン・トラボルタさんがこのほど、ストリーミング配信のインタビュー番組で、亡き妻で女優だったケリー・プレストンさんをめぐり、息子のベン君(10)と交わした会話の内容を明かした。
プレストンさんは昨年7月に乳がんで死去した。
トラボルタさんによると、ベン君は「お母さんが亡くなったから、お父さんも」と恐れていた。そこで「それは全然違う」と話し、プレストンさんの短かった命と自分の寿命の違いを説明した。
さらに「君はいつも本当のことが大好きだから、命について本当のことを話そう。自分がいつ死ぬのか生き続けるのか、分かる人はだれもいない」と語り掛けた。
2009年に急死した長男ジェット君のことを「君の兄は16歳で亡くなった。若すぎた」と振り返り、「お母さんは57歳、それも若すぎた。でも分かるはずがない。私も明日死ぬかもしれない。君だって、ほかのだれだって同じ」「だから、それも人生の一幕と考えることにしよう。はっきりしたことは分からないが、できるだけ長く生きようとベストを尽くすのみだ」と諭したという。