大坂なおみ、再休養を検討 全米オープン敗戦後に明かす

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大坂なおみは3回戦で敗れ、全米オープン連覇はならなかった/Elsa/Getty Images

大坂なおみは3回戦で敗れ、全米オープン連覇はならなかった/Elsa/Getty Images

(CNN) テニスの全米オープンは3日、女子シングルス3回戦が行われ、世界ランク3位の大坂なおみが同73位のレイラ・フェルナンデス(カナダ)に敗れた。大坂はコート上でいつになくいら立ちをあらわにし、試合後には再休養を検討していることを明らかにした。

大坂は試合後の記者会見で、目に涙を浮かべながら「次にいつテニスの試合をするか正直分からない」と説明。「しばらくプレーを休むことになると思う」と語った。

試合では第1セットを先取した大坂が、続く第2セットも6―5でリードした。しかし、サービスゲームをキープすれば勝利というところで決めきれず、タイブレーク中にはラケットをコートにたたき付ける場面も見せた。

このタイブレークは18歳のフェルナンデスが制し、試合は最終セットに突入。すると第3セットはフェルナンデスが序盤で大坂のサービスを破り、その後間もなく、大坂は観客席にボールを打ち込んで警告を取られた。

試合はフェルナンデスが5―7、7―6(2)、6―4で勝利した。

6日で19歳になるフェルナンデスは次戦で、第16シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と対戦する。

大坂は試合後、コート上で感情をあらわにしたことに後悔の念を示し、「それについては本当に申し訳なく思う。なぜだか本当に分からない」「自分に落ち着くよう言い聞かせていたが、限界点に達したのかもしれない」と語った。

大坂は5月、全仏オープンで記者会見を拒んだとして罰金1万5000ドル(約160万円)を科された後、大会を途中棄権。その後、今年のウィンブルドン選手権の出場を見送っていた。

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