ジェニファー・ロペス、性別問わない人称代名詞で自分の子どもを紹介
(CNN) 歌手のジェニファー・ロペスが、自身の子どものエメ・マリベル・ムニズ(14)とデュエットした際に、性別を問わない「they」「them」の人称代名詞でエメを紹介して賞賛の的になっている。
2人は2020年スーパーボウルのハーフタイムショーでも親子デュエットを披露。今回は米ロサンゼルス・ドジャース財団の慈善コンサートで共演した。
ロペスがエメに言及する際は、「she」「he」ではなく、終始性別を問わない人称代名詞の「they」「them」を使っていた。
ティックトックでユーザーが共有した動画の中で、ロペスは「前回私たちが一緒に公演したのもこんな大きなスタジアムだった」と振り返り、エメについて「I ask them to sing with me all the time and they won't(いつも一緒に歌ってほしいと頼んでいるけれど歌ってくれない)」と語っていた。
だから今回の公演は特別だとロペスは続け、「They are very, very busy(エメはものすごく忙しい)」と説明。「出演してもらうと高くつくけれど、その価値はある。私が大好きなデュエットのパートナーだから」とエメへの思いを語った際も、theyとthemを使い続けた。
続いてエメがステージに登場し、虹色のマイクを手に、クリスティーナ・ペリーの「A Thousand Years」を熱唱した。
エメと双子の兄弟のマックスは、ロペスと元夫で歌手のマーク・アンソニーとの間に生まれた子ども。CNNはロペスにコメントを求めている。