米自転車競技の17歳「新星」、トレーニング中に車にひかれ死亡
(CNN) 米自転車競技の「新星」として期待を集めていた17歳の男子選手が、米西部コロラド州ボルダーでトレーニング中、車にひかれ死亡した。競技統括団体のUSAサイクリングが7月30日、明らかにした。
USAサイクリングによると、死亡したのはマグナス・ホワイトさんで、今月上旬に英スコットランド・グラスゴーで開かれる大会に向けてクロスカントリーの訓練中だった。
同団体は「ホワイトさんの家族やチームメート、友人、ボルダーのコミュニティーに心から哀悼の意をささげる」との声明を発表した。
CNNはコロラド州警察にコメントを求めている。
ホワイトさんはオフロードサイクリングが専門で、10歳から全米レベルのレースに参加していた。
今年は初めて「マウンテンバイク・ワールド・チャンピオンシップス」の大会参加メンバーに選ばれ、8月10日にグラスゴーで競技に参加予定だった。
ホワイトさんには両親と兄弟1人がいる。家族の友人がホワイトさんを追悼して資金調達サイト「ゴーファンドミー」に立ち上げた募金には、31日時点で6万ドル(約857万円)を超える金額が集まった。