キス問題のスペインサッカー連盟会長、母が処分に抗議のハンストで入院

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スペインサッカー連盟会長への処分に抗議しハンストを行っていた母親が病院に運ばれた/Alex Camara/Europa Press/Getty Images

スペインサッカー連盟会長への処分に抗議しハンストを行っていた母親が病院に運ばれた/Alex Camara/Europa Press/Getty Images

(CNN) 選手に対するキス問題の渦中にあるスペインサッカー連盟会長の母親が、息子を支持して処分に抗議するハンストを行い、体調を崩して病院に運ばれた。

スペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス会長は、女子ワールドカップ(W杯)で優勝したスペイン代表のジェニファー・エルモソ選手に無理やりキスしたとして、国際サッカー連盟(FIFA)が資格停止処分とした。ルビアレス氏の母、アンヘレス・ベハール氏はこうした扱いに抗議して、28日からスペイン南部モトリルの教会に閉じこもった。

同教会の神父が記者団に語ったところによると、ベハール氏は30日、病院に緊急搬送された。苦しさやめまいを感じ、心拍の乱れを訴えていたという。

息子のルビアレス氏は、ベハール氏が病院に運ばれる前に電話で話をしていたといい、「息子(ルビアレス氏)が電話をかけてきて連絡を取り合っていた。(家族)全員が、入院させる必要があると判断した」と神父は話している。

CNNポルトガル語放送がベハール氏の友人の話として伝えたところによれば、ベハール氏はこのところ体調が思わしくなかったが、ハンストについては「最後まで持ちこたえられるだろう」と思っていたという。

ベハール氏は、息子に対する「非人道的で血なまぐさい追及」に抗議する目的でハンストを行ったと地元メディアは伝えている。

ベハール氏の友人はルビアレス氏に対する批判を「不当」と形容、「この男性が性的暴行を犯したとは思わない」と訴えていた。

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