全米OP史上最長の試合、勝者エバンスは「とにかく寝たい」

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全米オープン男子シングルスの1回戦でロシアのカレン・ハチャノフ選手と対戦した英国のダニエル・エバンス選手/Jamie Squire/Getty Images

全米オープン男子シングルスの1回戦でロシアのカレン・ハチャノフ選手と対戦した英国のダニエル・エバンス選手/Jamie Squire/Getty Images

(CNN) テニスの全米オープンは27日、男子シングルスの1回戦が行われ、英国のダニエル・エバンス選手がロシアのカレン・ハチャノフ選手を破った試合が、大会史上最長の5時間35分に及んだ。

第1~3セットはすべてタイブレークに突入し、ハチャノフ選手が第4セットを取って2セットオールに持ち込んだ。最終セットも途中までハチャノフ選手がリードしていたが、エバンス選手が反撃に出て逆転し、2回戦進出を決めた。

5セットすべてが1時間を超え、第3セットは1時間12分続いた。

両選手とも試合が進むにつれ、故障や疲労と闘う様子がみられた。エバンス選手は時々腰を押さえたり、両手をひざにつきかがんだりする場面があり、後に「体中が痛かった」と振り返った。

エバンス選手は試合直後、英スカイスポーツに心境を問われて「とにかく寝たい」と答えた。

記者会見では「あんなに長時間コートにいたことはない」「第4セットでは、何セット目なのか分からなくなって確認した」と話し、「あれをもう一度やりたくないことだけは確かだ」と強調した。

全米オープンでのこれまでの最長記録は、1992年の男子シングルス準決勝でスウェーデンのステファン・エドベリ選手と米国のマイケル・チャン選手が対戦した試合の5時間26分だった。

エバンス選手は29日、2回戦でアルゼンチンのマリアーノ・ナボーネ選手と対戦する。28日は休養に専念すると語った。

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