英王室のメーガン妃は12日、女性のためのワークウェアなどを扱うカプセルコレクション「スマートセット」を立ち上げた。立ち上げのイベントが始まるのを待たずに、商品の1部であるトートバッグはオンラインで完売となった。
このカプセルコレクションは、メーガン妃が今年1月からパトロンを務める英慈善団体スマートワークスとの提携で展開。「ジグソー」、「ジョン・ルイス・アンド・パートーナーズ」、「マークス・アンド・スペンサー」、「ミーシャ・ノヌー」といった英国を代表するブランドとコラボレーションしている。
オンラインで完売したトートバッグはジョン・ルイス・アンド・パートーナーズが手掛けた。今後もジグソーのパンツスーツやマークス・アンド・スペンサーのワンピース、ミーシャ・ノヌーの白シャツなどが人気商品になるとみられる。
これらのコレクションから顧客が商品を購入すると、同じものがスマートワークスにも寄付される仕組みだ。
ロンドン中心部で行われた立ち上げイベントで、メーガン妃は「英国に引っ越してきた時、個人的にとても重要だったのは、現場に立って本当に大切な仕事をしている人たちとつながることだった」と語った。自らがとても早い時期から関わってきた現場の1つがスマートワークスだったという。
スマートワークスでの活動を通じ、メーガン妃は未雇用の女性の就職支援に取り組む。女性たちに対し、面接時に使用したスーツを現在求職中の女性のために寄付するなどして支援の輪を広げていってほしいと呼びかけている。