ビートルズの伝記映画、メンバー4人の配役を発表
(CNN) 英ロックバンド、ビートルズを描いた伝記映画のキャスティングがこのほど確定した。 サム・メンデスが監督を務める本作は、メンバー4人のそれぞれの視点で進む長編映画4本で構成する企画で「The Beatles ー A Four―Film Cinematic Event」と銘打つ。
ソニー・ピクチャーズエンタテインメントが1日、ソーシャルメディアに投稿したところによると、配役はハリス・ディキンソンがジョン・レノンを、ポール・メスカルがポール・マッカートニーを、バリー・コーガンがリンゴ・スターを、ジョセフ・クインがジョージ・ハリスンをそれぞれ演じる。
ディキンソンは昨年公開の「ベイビーガール」に出演。メスカルは「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」で主役を演じた。
コーガンは2022年の映画「イニシェリン島の精霊」での演技で、批評家から高い評価を得た。クインは人気テレビシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」に出演している。
アカデミー賞受賞歴を持つメンデス監督は3月31日、米ラスベガスでのイベントで本作のプロジェクトについて語った。同氏によれば、史上最も有名なバンドの一つでありながら「まだまだ探索の余地が残されている」のがビートルズなのだという。

1966年に撮影されたビートルズのメンバー。左からP・マッカートニー、G・ハリスン、R・スター、J・レノン/Central Press/Hulton Archive/Getty Images
メンデス氏はまた、ソニー・ピクチャーズ幹部のトム・ロスマン氏が本プロジェクトについて、4本の長編映画を「劇場で一気見する史上初の体験」と説明したことを明らかにした。ロイター通信によれば4本の公開は28年4月の予定。それぞれが「間を置かずに」封切られるという。
「率直に言って、巨大な映画イベントでもなければ人々は外出してくれない」(メンデス氏)
音楽史上最大級の影響力を誇るビートルズは、1960年代初めにシングル「ラブ・ミー・ドゥ」でデビュー。64年までには「ビートルマニア」なる熱狂的なファンが現れ、世界的な人気を獲得していった。
70年のアルバム「レット・イット・ビー」を最後にバンドとしての活動は終了。その後メンバーはソロでのキャリアを追求していく。2023年には最後の「新曲」として「ナウ・アンド・ゼン」がリリースされた。