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スコッチウイスキー、世界最大級のコレクションが競売に

希少なスコッチウイスキーのコレクションが競売にかけられる

希少なスコッチウイスキーのコレクションが競売にかけられる/Peter Dibdin

米国の民間の収集家による「スコッチウイスキー」のコレクションが競売にかけられることがわかった。落札予想価格が1本で1億円を超えるものもあり、3900本超のコレクション全体で1050万ドル(約11億4000万円)の売り上げに達する可能性もある。

「ザ・パーフェクト・コレクション」とも呼ばれる今回のコレクションは米コロラド州のリチャード・グッディングさんが収集してきた。

酒類が専門のウィスキー・オークショニアーズによれば、グッディングさんは数十年をかけて収集を行い、特別なボトルのために定期的にスコットランドを訪問していた。

/Peter Dibdin
コレクションは来年、2度に分けて競売にかけられる予定となっている/Peter Dibdin

3900を超えるボトルの大部分はシングルモルトウイスキー。競売は2020年に行われる予定。コレクションには、マッカランやボウモア、スプリングバンクなどのほか、現在は閉鎖された蒸留所のウイスキーも含まれているという。

高値が付くとみられているものとしては1926年物のマッカランがあり、最高120万ポンド(約1億7000万円)で落札される可能性がある。

専門家によれば、これほどの量と価値のあるコレクションが同時に競売にかけられることはとても珍しいという。

ウィスキー・オークショニアーズは競売を2度に分けて行う予定。

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