アップル、米国内で一部のパソコン製造へ 来年から
クックCEOはNBCとのインタビューで、製造コストの上昇は問題ではないと述べた。90年代後半までアップルは多くの製品を米国内で生産していたが、その後、人件費の安いアジアに生産を移管していた。
「重要なのは価格よりも技術などの問題だ」とクックCEOは述べた。「時とともに、米国は製造と結びついた技術を失ってしまった。人的な意味に限らず、教育システムがそれを作り出すのをやめてしまったのだ。それを取り戻すには相当の努力が必要だ」
またクックCEOは米誌ビジネスウィークとのインタビューで、米国の雇用増に寄与したいとの意向も明らかにしている。「わが社に特定の種類の雇用を創出する責任はないと思っているが、雇用そのものを創出する責任はあると考えている」
米国内に生産拠点の一部を移す動きはアップルが初めてではない。