今年最も検索されたニュースは「iPhone5」 検索エンジン「ビング」
(CNN) 米マイクロソフトの検索エンジン「ビング」が28日までに、今年検索された人気キーワードのランキングを発表した。ニュース部門の1位は、ライバル社の米アップルが秋に発売した新型スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」だった。
iPhone5は、2位の米大統領選、3位のロンドン五輪、4位のハリケーン「サンディ」を抑えて堂々の首位。発売時期や新機能を巡り、何カ月も前からさまざまなうわさや報道が飛び交った。
テクノロジー関連ではこのほか、9位にネット通販大手アマゾンの新型タブレット型端末「キンドル・ファイアHD」、10位に交流サイト(SNS)「フェイスブック」の新規株式公開(IPO)が入った。昨年のランキングでは、ニュース部門の10位以内にテクノロジー関連のキーワードは登場しなかった。
人物部門では、テレビのリアリティー番組で人気のタレント、キム・カーダシアンがトップを飾った。昨年の1位はカナダ出身の若手歌手、ジャスティン・ビーバーだった。オバマ米大統領は46位、大統領選の共和党候補だったミット・ロムニー氏が43位に入った。
アップルは家庭用電子機器の部門でも、ベスト10のうち半数を占めた。マイクロソフトからは、家庭用ゲーム機「Xbox(エックスボックス)」と新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」がランク入りした。
ソーシャル・メディア部門で最も盛んに検索されたのはフェイスブック。2位が「ツイッター」、3位は「マイスペース」だった。
米国内でのビングのシェアは16%と、最大手「グーグル」の67%に次いで2位の座を維持している。