iPhone 6、好きな点と嫌いな点
ニューヨーク(CNNMoney) 結論から言うと、iPhone 6はこれまでに登場した中で最高のスマートフォンと言える。ただし、完璧ではない。どのスマートフォンにも言えることだが、iPhone 6にも不満を感じる点は幾つかある。
CNN記者がiPhone 6を使ってみた感想をまとめた。まずは気に入った点から紹介する。
1)角が丸くなった
iPhone 6は本当によく手になじむ。とてつもなく薄くて軽く、角もギザギザもない。ただ振動トグルスイッチだけは例外だ。私はポケットからiPhoneを取り出す時に、何度かこれで引っかかれた。
丸くなったiPhone 6はこれまでの機種や他社の製品に比べて見た目の独自性は薄れたが、外観を犠牲にした分、使い心地は良くなった。iPhone 6を手に持つと、離したくなくなる。
2)カメラ
皮肉なことに、iPhone 6で最も醜い部分が、最も美しい機能の実現を助けている。
iPhone 6のカメラは、背面から1ミリほど飛び出ている。つい押し戻したくなるのだが、アップルがこの1ミリから得たものは大きい。
写真はいつ撮っても鮮明で、太陽が明るいのに被写体が陰になっているといった微妙な光加減でも優れた性能を発揮する。抜群に速く写真が撮れて、不満は感じさせない。自分撮りなどに使う前面のカメラも驚くほどいい写真が撮れる。
ビデオ撮影のタイムラプス機能やスローモーション機能は、実用的というよりは小手先の機能に思える。だがこれが役に立つと思う人もいるだろう。