ネパールの青年、資金調達サイトで830万円寄付集め

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上空から見た地震被害 ネパール

(CNNMoney) 25日の大地震で甚大な被害を受けたネパールの首都カトマンズに住む青年が、インターネットを通して復興資金の寄付を呼び掛けている。調達額は数日のうちに7万ドル(約830万円)を超えた。

ロケシ・トディさん(28)は昨年、米エール大学で経営学修士号(MBA)を取得して帰国したばかり。地震で自宅は倒壊を免れたものの、甚大な被害を受けた市内の状況を見て、すぐに寄付集めを思い立った。

同じく海外経験を持ついとこのアディチャさん(22)とともに、資金調達サイト「インディーゴーゴー」で募金を開始。目標額に設定した2万ドルはすぐに達成したため、ゴールを7万5000ドルまで引き上げた。

ネパールでは1ドルあれば3人がたっぷり食事できる。これまでに集まった7万ドルも大きな助けになるはずだと、トディさんは語る。

サイトに寄せられた資金が手元に届くまでには1~2週間かかるが、すでに手渡しや銀行送金で受け取った寄付金で配給用の食料を購入した。

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