米アップル、15年ぶりの減収 iPhone振るわず
同社にとって有望な地域とされてきた中国での売り上げは前年同期から30%落ち込んだ。しかしクック氏は、同国で中間所得層の拡大が続いている点に注目し、来期は増加に転じるだろうと述べた。
アップルが予想する10~12月期の売上高は760億~780億ドルと、前年同期の748億ドルを上回る見通し。クリスマスシーズンを迎え、iPhone7の需要が旧機種の記録を上回ると見込んでいる。韓国サムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーノート7」のリコール問題が追い風になる可能性も指摘されている。
同社はさらに、27日のイベントでパソコン「マック」の新製品を発表する予定とされる。