新型ルンバ、AIで犬のうんち検知 家中に塗りたくる悲劇を回避

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アイロボットは5年以上にわたり排せつ物検知のための技術を検討してきた/iRobot

アイロボットは5年以上にわたり排せつ物検知のための技術を検討してきた/iRobot

ルンバを手掛けるアイロボットは現在、人工知能(AI)の活用でこうした事態を防ぐ取り組みを進めている。同社は9日、AIを使って犬のうんちやコードを検知・回避する新しいロボット掃除機「j7+」を発表した。

j7+はまず同社のウェブサイトで販売され、価格は850ドル(約9万3000円)。

アイロボットのコリン・アングル創業者兼最高経営責任者(CEO)はCNN Businessの取材に、ルンバが引っかかる障害物として一番多いのは電源コードだが、ペットの糞は「最も悲惨」だと語る。同社は5年以上にわたって排せつ物検知のための技術を検討してきたという。

試行錯誤の末に開発したj7+は障害物検知のためのカメラを搭載。同社のデータセットで訓練した画像認識アルゴリズムにより、この障害物がうんちかどうかを判断できる。続けて、スマートフォンのアプリがうんち(あるいは電源コード)の写真とともに所有者に警告を送信する仕組みだ。

同社はペットの排せつ物を回避するj7+の能力に自信を持っており、うんちまみれになった場合は交換する方針。

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