米空港サイトに親ロシア派のハッカー攻撃、運用に影響なし

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米国内の空港のウェブサイトが親ロシア派のハッカー集団からサイバー攻撃を受けたことがわかった/Nathan Posner/Anadolu Agency/Getty Images

米国内の空港のウェブサイトが親ロシア派のハッカー集団からサイバー攻撃を受けたことがわかった/Nathan Posner/Anadolu Agency/Getty Images

(CNN) 米国内にある十数カ所の空港の一般向けウェブサイトが10日午前、アクセスできなくなり、親ロシア派のハッカー集団「キルネット」が犯行を認めた。

米国土安全保障省傘下のサイバー・インフラ安全局(CISA)の幹部は同日、空港の運用が滞る心配はないとの見方を示した。

アクセスできなくなったのは、アトランタ国際空港など計14カ所の公式サイト。ロサンゼルス国際空港のサイトも一時つながらなくなったが、その後復旧したとみられる。

キルネットは標的のサイトやサーバーに大量のデータを送りつける「DDoS(分散型サービス妨害)攻撃」で知られ、攻撃対象リストに複数の米空港が記載されている。同集団のハッカーらは親ロシアの立場を取るが、ロシア政府とのつながりは明らかでない。

先週は米国の州政府のサイトをダウンさせたとの犯行声明を出した。6月にはロシアの飛び地カリーニングラードへの物資輸送を禁止したリトアニアの政府機関、7月には米議会のサイトに攻撃を仕掛けたとされる。

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