アルゼンチン大統領、暗号資産紹介の投稿は「善意」と弁明 弾劾要求や訴訟も

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南米アルゼンチンのミレイ大統領/Buda Mendes/Getty Images

南米アルゼンチンのミレイ大統領/Buda Mendes/Getty Images

(CNN) 南米アルゼンチンのミレイ大統領がX(旧ツイッター)で紹介した暗号資産(仮想通貨)が直後に暴落し、数千人の投資家が損失をこうむった問題をめぐり、ミレイ氏は17日放送のテレビインタビューで、経済成長を促すと信じた「善意」の発言だったと弁明した。

ミレイ氏は先週、Xへの投稿で、無名の暗号資産「$LIBRA」が中小企業の資金調達に役立つと紹介。同資産はその直後に値上がりしたが、まもなく暴落した。同氏の投稿は数時間で削除された。

インタビューでは、同資産を購入した投資家は自主的に投資したとの見方を示し、カジノで損をしたようなものだと主張した。

自分が過ちを犯したと思うかという質問には「違う。善意の行動だったからだ」と答えた。「宣伝したのではなく、紹介しただけだ」と強調し、同資産で利益を得てはいないと述べた。

この問題をめぐり、ミレイ氏に対しては弾劾(だんがい)を求める声が上がっているほか、複数の訴訟が起きている。

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