世界遺産、富士山など新たに19件を登録
(CNN) 「顕著な普遍的価値」を持つ遺跡や景観、自然などを認定する国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に、今年新たに富士山など19件が登録されることが決まった。
カンボジアの首都プノンペンで開かれたユネスコ世界遺産委員会の年次会合で選定された。
イタリアと中国でそれぞれ2件ずつの登録が決定したほか、カタールとフィジーは初の世界遺産登録を果たした。
ユネスコ世界遺産には、世界約160カ国から文化遺産759件、自然遺産193件、複合遺産29件の計981件が登録されている。
同委員会はまた、危機にさらされている世界遺産のリストからバムの城(イラン)を外し、東レンネル(ソロモン諸島)とシリア国内の世界遺産6件を追加した。グレートバリアリーフ(オーストラリア)を同リストに加えるかどうかの判断は来年に持ち越した。
新たにリストに加わった19件は――