パリの観光客「国籍別」接客マニュアル 日本人は?
(CNN) パリの観光局と商工会議所はこのほど、外国人観光客に友好的に接するのに役立つとする各国国民に特有な行動形態などを盛り込んだ「接客マニュアル」を作成、タクシー運転手、ホテルやレストラン従業員らへの配布を始めた。
パリのウエーターは無愛想で、ホテル従業員はがさつなどとする外国の不評の解消を狙った措置。旅行客に粗野な態度が目立つ国を並べた昨年の国際調査ではフランスがトップに選ばれていた。パリには毎年、観光客ら2900万人が訪れている。
同マニュアルが紹介した各国の国民性では、英国人は個人向けの助言を評価し、午前7時半と同8時半の間に朝食をとるのが好きと説明。
中国人は本物の高級品の買い物に役立つ情報をありがたがり、礼儀正しいと受け止められるには笑顔を見せ、中国語で「こんにちは」と言うだけでよいと指摘。
米国人は迅速な個人向けのサービスと英会話能力を期待しており、ドイツ人は清潔さと握手が好き、スペイン人は無料の提供品を求めがちで夕食は9時と11時の間、イタリア人は探検好きで子どもへの配慮を歓迎するなどと紹介。