スリルと開放感を満喫、北米のおすすめヘリツアー4選
氷河での滞在時間は15分だが、真夏でも雪の上に寝転んだり、雪合戦が楽しめる。利用客の中には氷河の上でカクテルパーティーを開いたり、結婚式を挙げる人もいるという。
ラスベガス(ネバダ州)
グランドキャニオンを訪れる人の大半は、ノースリム(北壁)とサウスリム(南壁)からの絶景を観賞し、はるか下のコロラド川を見下ろす。しかし、さらなる冒険心と経済力のある人には、ラスベガスに拠点を置くマーベリック・ヘリコプターズのヘリツアーがおすすめだ。
この2時間半のツアーでは、「離陸後、まずラスベガス湖とミード湖に向かいます。そしてヘリコプターの両側の乗客が絶景を見られるように、フーバーダム上で大きなS字ターンをします」と同社のマーケティング担当副社長ブライアン・クロテン氏は言う。
モハベ砂漠上空を約45分間飛行した後、ヘリコプターはグランドキャニオンに向かって下降を開始。約1キロ下降し、渓谷の底に着陸する。乗客はそこでヘリコプターから下りて、30分間付近を散策したり、貴重な写真撮影などができるという。
そして帰りは、ヘリコプターでしか行けない赤い岩層で構成されたボウル・オブ・ファイアの上空を飛行する。そしてヘリアドベンチャーの締めくくりとして、夕暮れのちょうど街の灯がともり始める頃にラスベガスの商業地を通過する。
マーベリック・ヘリコプターズは、エアバス・ヘリコプターズのEC130とH130を47機保有しており、この機種のローンチカスタマーだった。両者は設計強化で協力し、今やエアバス・ヘリコプターズのヘリは世界中で人気の観光用ヘリとなった。