2022年に行けない世界の名所、代わりにどこへ行く?
<アジア太平洋編>
フレーザー島(豪クイーンズランド州)
島自体がなくなるわけではなく、名前が変わった。新しい名前は「クガリ」。先住民バッチュラ族の言葉で「楽園」を意味する。
代替案:美しい島の自然に変わりはない。22年にはクイーンズランド州やオーストラリア全体が観光客の受け入れを段階的に再開する。今から旅行の計画を立て始めよう。代替案は必要なさそうだ。
黄色いかぼちゃ(日本・直島)
瀬戸内海に浮かぶ「アートの島」、直島のシンボルだった前衛芸術家・草間彌生さんのオブジェ「南瓜」が21年8月、台風で海に流された。島で芸術活動を展開するベネッセが割れたパーツを回収したものの、修復のめどは立っていない。
代替案:草間さんの立体作品はロンドンのテート・モダン、ロサンゼルスのザ・ブロードなど、世界各地の博物館やギャラリーに展示されている。東京にも草間彌生美術館がある。
ピークトラム(香港)
香港島の最高峰へ向かう観光鉄道。開業100周年の1989年に赤いアルミ製のケーブルカーが導入されたが、2021年6月から改修工事で運休中。再開の日程は確定していない。
代替案:山頂にはバスやタクシー、自家用車でも行けるし、ハイキングコースもいくつか整備されている。