米大統領選、フロリダ州とノースカロライナ州で大接戦 世論調査
フロリダ州タンパ(CNN) 今秋行われる米大統領選で激戦州と見られているフロリダ州とノースカロライナ州で、民主党の現職オバマ大統領と、共和党候補のロムニー前マサチューセッツ州知事が互角の争いを繰り広げていることが、最新の世論調査の結果で明らかになった。
29人の大統領選挙人を抱えるフロリダ州では、投票予定の有権者のうちオバマ大統領支持は50%、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事支持は46%だが、4ポイントの差は統計上の誤差の範囲にほぼ収まる。同州では、無党派層の支持はほとんど互角だ。
投票予定者のうち85%は、どちらの候補に投票するか決定済みで、13%はまだ変更する可能性があるとしている。
同州では前回2008年の大統領選挙で、当時上院議員だったオバマ大統領が、共和党候補のマケイン上院議員に3ポイント差で勝利している。