ショッピングモールで発砲、容疑者含む3人が死亡 米東部
(CNN) 米東部メリーランド州コロンビアのショッピングモールで25日午前11時すぎ、発砲事件があった。地元警察責任者によると、店の従業員2人が撃たれて死亡し、容疑者も銃で自殺したとみられる。
警察は午前11時15分ごろ通報を受け、約2分後に現場へ駆けつけた。現場はモール2階のフードコート近くにあるスケート用品店。従業員の男性(25)と女性(21)が死亡していた。容疑者とみられる男の遺体も、店の前で銃や弾薬とともに見つかった。
これ以上の発砲はなかったとみられ、警察責任者は単独犯との見方を示した。連邦当局者がCNNに語ったところによると、犯行には家族間の争いがかかわっていたとの情報もある。ただ警察によれば、容疑者と被害者の関係もまだ確認されず、動機を特定できる段階ではないという。
近くの病院には負傷者5人が運ばれた。1人は脚を撃たれ、ほかの4人は発砲後に足をくじいたり、けいれん発作を起こしたりしていたが、全員経過は良好だという。
モールには特別機動隊などが出動して安全確認を続け、建物は終日閉鎖された。