米大学で発砲、学生1人が死亡 容疑者4人の行方を追う
(CNN) 米サウスカロライナ州立大学オレンジバーグ校で24日午後、発砲事件が発生し、学生1人が撃たれて死亡した。現在、警察は少なくとも4人の容疑者の行方を追っている。
大学によると、24日午後1時半ごろに警備員が通報を受けて現場に駆け付け、負傷した学生を発見したという。警備員によると、事件後に4人の容疑者が大学から立ち去るのを複数の人が目撃したという。同大学のトーマス・エルゼイ学長は午後6時ごろ、撃たれた学生が死亡したことを明らかにした。
サウスカロライナ州立大学は州都コロンビアの南約65キロにあり、約4000人の学生が通っている。
米国では、今週だけで3件の発砲事件が大学で発生している。
21日には、インディアナ州にあるパデュー大学で工学部の学生が別の学生を射殺した。また20日にはペンシルベニア州フィラデルフィア近くのワイドナー大学で学生が撃たれ、重傷を負った。
22日にはオクラホマ大学で発砲事件が起きるとの通報があり、キャンパスが一時閉鎖される騒ぎとなった。結局何事もなく、同大学の学長はどうやら誤報だったようだと述べた。