エボラ感染の米女性、帰国し入院 防護服姿で病院へ
エボラ出血熱に確立した治療法はないが、ブラントリーさんとライトボルさんは帰国直前、米企業が開発している未承認薬の投与を受け、症状が大幅に改善したとされる。
ただし専門家らは、「薬の効果か自然治癒なのか分からない」と、慎重な見方を示している。
世界保健機関(WHO)によると、西アフリカで流行しているエボラ出血熱の感染者はこれまでに1603人、死者は887人に上った。
一方、サウジアラビアの保健当局によると、最近西アフリカのシエラレオネから帰国したばかりの40歳の男性が出血や発熱の症状を示して重体となっている。5日の時点で原因は特定されていないが、医師らはエボラ出血熱の可能性もあるとみて警戒している。