米ネバダ州で群発地震、4カ月続く 活動強まる兆候

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(CNN) 米西部ネバダ州の地震観測当局などは9日までに、同州北西部のシェルドン国立野生動物保護区内外で今年の7月12日以降、小規模の地震が続き、最近になりその活動が強まっていると報告した。

この兆候は必ずしも大地震の発生の前触れを意味しないとしながらも、事前の備えを講じることを勧告した。

米地質調査所(USGS)もこれらの群発地震を定期的に観測している。小さな振動は数千回に達しているという。

今年9月にはカリフォルニア州南東部で約2日の間、約500回の小規模地震を記録。最大ではマグニチュード(M)3.8を観測した。

ネバダ州の群発地震では10月30日以降、活動が強まっており、M4以上の揺れは3回あった。今月4日にはM4.6を記録した。

同州の地震観測当局によると、群発地震の大半は地上の通行人が気付かない程度となっている。群発地震が4カ月前に始まって以降、M2もしくはそれ以上の地震は約550回、M3以上は42回となっている。

今回の群発地震はやや強い地震を引き起こした以前の群発地震2件に兆候が似ているとも指摘した。USGSによると、群発地震の震源は人口がまばらな地域に位置するが、約64キロ離れた地点には住民数がそれぞれ約2500人の町が2つある。

オレゴン州アデル近くでは1968年、群発地震が数カ月続き、M5規模の地震を3回伴っていた。この群発地震では軽度の被害も出ていた。

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