米大統領の娘を批判した野党議員スタッフ、非難殺到で辞任
ワシントン(CNN) 米野党・共和党議員のスタッフが先週、オバマ大統領とともにイベントに出席した長女のマリアさん(16)と次女サーシャさん(13)の服装や態度をインターネット上で批判した。このコメントに非難が集中したことを受け、同スタッフは1日に辞職を表明した。
問題のコメントは、フィンチャー下院議員(テネシー州選出)の広報担当者、エリザベス・ローテン氏がフェイスブックに書き込んだ。
ホワイトハウスでは米感謝祭を翌日に控えた11月26日、感謝祭の代表的料理の材料である七面鳥に大統領が「恩赦」を与えるという恒例のイベントが開催された。
このイベントでオバマ大統領の後ろに立っていたミニスカート姿のマリアさんとサーシャさんに対し、ローテン氏は不適切な服装や退屈そうな表情が目についたと指摘。「大統領一家の一員なのだから、少しは品格を見せなさい。少なくとも、自分がどんな役割を演じているのかをよく考えなさい」としかりつけ、さらに「あなたの両親も、自分たちの立場や国家のことをよく考えていない」と批判した。
同氏のコメントは「バーの席が似合う服ではなく、敬意を受けるのにふさわしい服を着なさい。テレビ中継のイベントでしかめっ面をするものではありません」と結ばれていた。